2021.08.17

効果的な短期療法のスキルを使ってみませんか?

人間関係で悩んだ時、”自分”が変わらなければ問題は解決しない、と悩む人がいます。”あの人”が変わらなければ問題は解決しない、と怒る人がいます。
あなたは、問題解決のためには「自分が変わる派」「相手が変わる必要がある派」のどちらでしょうか?
考え方のクセなので、どちらかの傾向があると思います。

人が変わるって、もの凄く大変なことだと思いませんか?
自分を変えるのも大変ですが、相手を変えることは至難の業ですね。

そこで、もっと簡単で効果的な方法をご紹介します。
それは、短期療法(ブリーフセラピー)という心理療法です。
悪者を作らずに、楽になる方法です。

こんな方法です。
1.役に立っていた条件を取り戻す
2.小さな変化を起こす


たとえば、
新型コロナのために仕事が減ってしまったお父さん。
酒量が増えて、家で不機嫌に酒を飲み、妻や中学生の子供に怒鳴ることが多くなった。家族はそんな父親に怒鳴られないように、父親が酒を飲み始めると、別の部屋に退散するようになった。

さて、どうしたらいいでしょうか?
「役に立っていた条件を取り戻す」のは、仕事が減ってしまった家にいても「ちょーっとでも機嫌がいい時」を探してみることです。
ちょーっとで、いいのです。
そういえば、妻が好物のつまみを出したとき、とか、妻が静かに側に座っていた時、とか。それを実践することが、「小さな変化を起こす」ことになります。

酒を飲んで怒鳴る父親は最悪だ!
この父親を変えなければならない!

という思考ではありません。
父親は家族が退散してしまい、一人取り残された感があって、寂しかったのかもしれません。
誰も悪くないのです。
そんな考え方をすると、解決が見えやすくなります。

他にも、「部長がいつも機嫌が悪い」「子どもが部屋にこもってしまう」とか、いろいろな場面で使えますので、ぜひ、使ってみてください。