2021.06.24

あなたは「考え方のクセ」ありますか?

「また、そんなこと言って、しようがない」
「いつも同じことを言ってるね」
なんて、言われたこと、ありますか?

もし、そんなこと言われたことないな~、と思ったあなたは、この先は周りの人を理解するために読んでいただければ役立ちそうです。

心当たりがあるあなたは、これからご紹介する「考え方のクセ」とあなたの考え方が似ていたら、それを少し見直して変えるとこの先の人生がちょっと楽になるかもしれません。

では、1960年代に精神科医のアーロン・ベックが提唱した認知行動療法で使われている「認知(考え方)のクセ」を、あなたの役に立つようにご紹介します。

私たちは、〈出来事〉があると〈それについて考えます〉。
たとえば、〈電車で座っていたら、隣の空席に人が座った〉とします。
あなたはどんなことを考えますか?
①「ソーシャルディスタンスを守らないなんて、ダメだな。若いくせに座るなんて、甘いな」とか、
②「座ってゲームか。まったく、読書でもしろ!」とか、
③「詰めて座りたいほど疲れているんだな。若い人も大変だ」とか。



1つの〈出来事〉に対して、様々な考え方がありますよね。

その考え方が「いい」「悪い」ということはなく、あなた自身にとって、嫌な気分になるのであれば、それに気づいて変えてみませんか?というのが大掴みの認知行動療法の考え方です。
ご参考までに、認知(考え方)のクセを5つご紹介します。

1.0か100か(白黒思考)
2.一般化のしすぎ
3.マイナス思考化
4.すべき思考
5.レッテル貼り


①の「ソーシャルディスタンスを守らないと、ダメだな。若いくせに座るなんて、甘いな」はどんな認知(考え方)のクセだと思いますか?
もしかしたら、「すべき思考」かもしれません。
若者は電車の座席に座る「べき」ではない。立っている「べき」だ、という。
②の「座ってゲームか。まったく、読書でもしろ!」は「若い者はみんな座ったらゲームをする」という「一般化のしすぎ」かもしれません。
加えて「ゲームより読書をするべきだ」もありそうです。
①②のような考えが頭に浮かぶと、なんだか気分(機嫌)が悪くなりそうですよね。ムカッとする、というような。

では、③「詰めて座りたいほど疲れているんだな。若い人も大変だ」だと、どうでしょうか?
ムカッとはしませんね、たぶん。
若者を応援したい気持ちになるかもしれません。
職場の若い社員を思い出したり、ご家族を思うかもしれません。
少なくとも、イライラしたり、ムカッとした気分は起きませんね。

あなたの「認知(考え方)のクセを知る」と今の嫌な感情はどうして起きるのか、を考えることが出来て、あなたが楽になることができます。