親に傷つけられた
親に傷つけられたことが、生きづらさになっていませんか?
私たちの人間関係は、生まれ育った時の親子関係にルーツをもっています。大人になってから人間関係で悩む人は、振り返ってみると、親子の関係が良くなかった場合が多いのです。
親子関係が良かったならば、大人になってから良好な人間関係を築くことができ、親子関係が悪かったならば、人間関係もギクシャクしがちです。
それでは、親子関係の何が大切であるかと言うと、親から注がれる愛情を通して、「無条件に私は生きていい存在」という思いが心の真ん中にできあがることです。
この感情が土台になって、「自分は大切な存在だから、他人も大切な存在である」という思いが育ち、大人になってからの良好な対人関係をつくることができます。
ところが、親から否定的な言葉や批判を受け続け、心を傷つけられることが続いた場合は、「私は生きていい存在」という思いを持てません。それどころか、「私は必要ない存在」という思いがこびりついてしまう場合もあります。
対人関係では、「あの人は大切な存在」という感情が湧いて来ないで、「あの人は敵」、「あの人は味方」といった表面的にしか相手を見られなくなります。そのために良好な人間関係をつくることができないのです。
今回は、親に傷つけられた人が、どのような生きづらさを抱えてしまうのかを詳しく説明しましょう。これらは傷ついた心が未だに癒えていないサインでもあります。
私たちの人間関係は、生まれ育った時の親子関係にルーツをもっています。大人になってから人間関係で悩む人は、振り返ってみると、親子の関係が良くなかった場合が多いのです。
親子関係が良かったならば、大人になってから良好な人間関係を築くことができ、親子関係が悪かったならば、人間関係もギクシャクしがちです。
それでは、親子関係の何が大切であるかと言うと、親から注がれる愛情を通して、「無条件に私は生きていい存在」という思いが心の真ん中にできあがることです。
この感情が土台になって、「自分は大切な存在だから、他人も大切な存在である」という思いが育ち、大人になってからの良好な対人関係をつくることができます。
ところが、親から否定的な言葉や批判を受け続け、心を傷つけられることが続いた場合は、「私は生きていい存在」という思いを持てません。それどころか、「私は必要ない存在」という思いがこびりついてしまう場合もあります。
対人関係では、「あの人は大切な存在」という感情が湧いて来ないで、「あの人は敵」、「あの人は味方」といった表面的にしか相手を見られなくなります。そのために良好な人間関係をつくることができないのです。
今回は、親に傷つけられた人が、どのような生きづらさを抱えてしまうのかを詳しく説明しましょう。これらは傷ついた心が未だに癒えていないサインでもあります。
1 傷ついた場面をいつまでも思い出す
例えば、「お前なんか産まなければ良かった」、「醜い子供だ」という悪口、理不尽に怒られたり、殴られたりした場面、大切な物を捨てられた記憶、いつも一人で留守番をさせられて不安だった気持ちなど、これらが長い期間、何度も繰り返されていたならば、心の傷として残ってしまいます。
そして、大人になってからも、疲れている時や嫌なことがあった時には鮮明に思い出すでしょう。いくつになっても記憶から消えてくれず、時には夢にまで出てくることもあります。
大人になってから、親を許そうと思って交流をしても、昔と同じような態度をとられ、過去の辛かったことがフラッシュバックします。「親とは付き合えない」と不快になります。いつまでも親を許せない気持ちと、許したい気持ちが行ったり来たりするのです。
2 親しくなると、相手から傷つけられたり、関係を切られたりすると思う
親から傷つけられてきたので、「私は人から嫌われる」といつも考えています。誰かと親しくなればなるほどに、この思いは大きくなります。「どうせ嫌われる」、「裏切られたらどうしよう」という不安のために、気持ち良く人付き合いができません。
「不安で苦しむならば、付き合わない方が良い」となって、せっかく人と親しくなったのに、さっさと縁を切ってしまうこともあります。
3 周囲の判断に流される、自分を主張できない
人に嫌われるのが嫌で、主張をするのが苦手です。相手に反発して拒否されることが怖いのです。
そのために大切なことも周囲の判断に任せてしまい、後から後悔することがあります。自分で決めていないので、失敗すると「あの人のせいでこうなった」と怒りが湧いてきます。
4 自分の本性を知られたくない
自分に自信がないため、人前では「私の本当の顔を知られると嫌われる」と考えてしまいます。「こんなことを言ったら変に思われるだろうか?」、「こんな行動をしたら嫌われるだろうか?」ということを気にしながら、相手の顔色を見ながら交流します。人前では、素の自分を出せないのです。
5 対人トラブルが多い
人を敵・味方でしか見られないので、同じ人がちょっとしたことで味方に見えたり、敵に見えたりを繰り返します。
「あの人はいい人だな」と付き合っていても、少しでも拒否されたら敵として考えるようになります。敵と思っていた人が、優しい言葉をかけてくれると今度は味方として考えます。こんな感じなので、対人トラブルが多く、安定した人間関係が作れません。
6 人に親切にしていると、いつのまにかお節介になる
嫌われないように、いつも相手のお世話をする人もいます。贈り物をしたり、面倒なことを代わりにやってあげたりしますが、相手の気持ちを汲んでやっている訳ではないので、少々お節介な感じです。
自分が嫌われないことが動機なので、行った行為に対して「どうでしたか?」と聞くことも多く、相手の反応を確認したがります。そこで否定的な返事が返ってくると、傷つき落ち込んでしまいます。
7 リラックスができない
人間関係でいつも気を遣っているので、1日中緊張がとれません。子供の頃から眠りが浅く、夢を多く見ます。そのため、リラックスすることも上手ではありません。疲れが溜まりやすく、体調も壊しやすい傾向があります。
心の傷はどのようにして回復するのでしょうか?
体の傷の場合、これ以上傷が大きくならず、悪い細菌も入らないように、傷を絆創膏やガーゼで守ります。そして、安静にしながら、あとは自然に傷がふさがるのを待ちます。大きな傷の場合は、医師に縫ってもらうことも必要でしょう。
心の傷も同じような原理で回復します。まずは、あなたを否定し、心の傷を蘇らせるような人や職場からはすぐに離れることが必要です。例えば、いつも否定的なことを言う家族や友人がいるならば、接触しないようにしましょう。
また、働けば働くほど自尊心が病んで行くような職場はすぐに辞めた方が良いでしょう。
そして、あなたを否定せず、肯定してくれるような環境に自分を置いてみることが必要です。あなたを大事にしてくれる人、安心できる場所、没頭できる趣味、なついてくれるペット、愛着のわく物などとの出会いを大切にしてみることです。
生きづらさが深刻な場合は、心理カウンセラーなどの専門家に相談することも考えてみましょう。
体の傷は数カ月で良くなりますが、心の傷の回復には年単位の長い時間がかかります。「自分を大切にしよう」と少しずつ感じられるようになったら、心の傷が回復しているサインです。
