ギャンブル依存症 ティーン向け

オンラインカジノは、どんなギャンブルよりも早く、高い確率で依存症になります。


最近、オンラインカジノをやった芸能人やスポーツ選手が活動を自粛したことがニュースになりました。大谷選手の通訳が逮捕されたことも有名ですよね。


オンラインカジノとは、スマホで簡単にできる、現金や電子マネーを賭けるゲームです。カジノといえばスロットやカードゲームをイメージしますが、オンラインカジノにはスポーツの賭けやパズルゲームなど色々な種類があります。


「これは違法ではありません」とSNSで有名人が宣伝していたり、スマホさえあれば隠れて一人でもできたりするので、日本でもすでに300万人以上の人が経験したようです。特に10代から20代の若い利用者が多いと言われています。「違法ではない」と言うのは誘い文句で、オンラインカジノは賭博罪などの犯罪行為です。




それでは、オンラインカジノはなぜこんなに問題になるのでしょうか? それは、いつでもどこでも手軽に賭けができて、配当金も莫大なために、他のギャンブルとは比べものにならないくらいの早いスピードと高い確率で依存症になるからです。


大当たりの場合、かけ金が数万倍から数十万倍に膨れ上がることもあり、一発逆転できればとてつもない快感と興奮を味わうと言われています。


依存症とは、快感が麻薬のように脳に記憶されてしまい、再びこの快感を体験するために手段を選ばずに何でもするようになってしまう病的な状態です。


1日中カジノのことばかりを考え、ゲームを続けるために平気で嘘をつくようになり、資金を手に入れるために借金や盗みをすることもあります。社会からの信頼を失い、いつしか人生を台無しにしてしまいます。


最近暴露されたことですが、オンラインカジノのAIは、利用者の年令、住所、家族構成、給料日などの情報を盗み出し、その人が最もハマりやすいゲームのパターンを分析しています。それを用いて利用者を依存の沼にはめて行くと言います。最初から利用者の脳に麻薬のような刺激を与えて依存症になるようにプログラムされているのです。


特に依存症が起こりやすいのは、ティーンズの利用者です。最初は少ない金額から賭けられるので、先輩や友人にすすめられたり、興味本位でSNSからサイトにたどりついたりして、中高生でも始めることができます。


依存症になり、親のお金を内緒で使ったり、アルバイトで稼いだお金をすべてつぎ込んだり、中には奨学金を全部使ってしまった大学生もいます。ほんの2,3カ月で数百万円の借金を抱えてしまうことも珍しくありません。





恐ろしいことに、オンラインカジノで借金を抱えたティーンズが闇金に手を出し、そこから闇バイトを紹介されるというルートがあります。最近、若者の闇バイトによる特殊詐欺などの犯罪が増えていますが、背後にオンラインカジノ依存症があるのです。


これだけ社会で問題になっていても、まだたくさんのサイトにアクセス可能です。スポーツの部活をがんばった真面目な人ほど、引退後にハマってしまうと言われています。「私は大丈夫」と言っている人でも、一度始めると抜け出せないのがオンラインカジノの恐ろしさなのです。


もしすでに依存症になっていると感じている場合は、早めに相談をしましょう。ネットには国や都道府県、医療機関、NGO団体のギャンブル依存症相談窓口が掲載されています。どこでも秘密は必ず守られますので安心して相談してみてください。必ず抜け出せる道があります。